働きながら学ぶ人のキャリアノート

資格は、いまの仕事で要る知識から選ぶ

資格をどれから選べばいいか迷う人に、いまの仕事で要る知識を起点にする選び方を伝えます。

資格は、いまの仕事で要る知識から選んで構いません

資格を取りたいけれど、何を選べばいいか決められません。そう感じることはありませんか。取る意味があるのかどうかも、決め切れないままのことがあります。

資格は、転職や昇進などの使いみちを先に決め、学習期間や費用で絞って選ぶ、と言われます。働きながら資格を取った人が挙げた動機(複数回答)で最も多いのは、「仕事上、資格があるほうが有利だから」43.9%です。 (出典: 労働政策研究・研修機構「職業資格の取得とキャリア形成に関する調査」調査シリーズNo.129、2014年、https://www.jil.go.jp/institute/research/2014/documents/0129.pdf 取得 2026-09-29) この調査の対象は、業務独占・名称独占の資格を中心に選ばれた85の資格で、働く人が取る資格のすべてではありません。

ただ、私が取った資格は、どれも使いみちや有利さから選んだものではありません。転職や昇進のために選んだ資格はなく、「持っていると有利」という理由で選んだ資格もありません。選んだ理由は、いまの仕事でその知識が要ることの一つだけでした。

資格は、いまの仕事で要る知識があるかどうかで選んでも構いません。いまの仕事で、ある分野の知識が要る場面がある方に向く選び方です。取った後に何が変わるかは、資格を取っても変わらないと感じたときで確かめてみてください。

決める前に、試験範囲の一覧で仕事の言葉を探します

資格の候補が複数思い浮かんでいても、決め手が無いことがあります。決める前に確かめられるのは、候補の試験範囲の一覧(「シラバス」と呼ばれることもあります)です。

難易度や費用を比べて資格を選んだことはありません。まず「その分野の知識がいまの仕事で要るか」で決めました。

試験範囲の一覧に、仕事で出てくる言葉がどのくらい入っているかを確かめ、難易度や期間は決めた後に見ました。

仕事で知識が要ると分かってから、目的を長く探すことはしませんでした。きっかけが来てから数週間以内に「取る」と決めました。

候補の試験範囲を開き、仕事で使う言葉がどのくらい出てくるかを、まず確かめてみてください。

資格は、本で学び始めた知識の仕上げにも使えます

資格は、学びの入り口とは限りません。仕事で知識が要ることが先にあり、本で学び始めた後、その仕上げとして資格を選ぶこともできます。

PMPを取得したときも、この順でした。仕事で知識が必要になり、まず本で学び始めてから、資格の形で仕上げました。

複数の資格があるのも、最初から組み合わせを狙った結果ではありません。担当する仕事の分野が変わるたびに、1つずつ足してきました。

簿記は、勤め先の勧めがきっかけでした。

本で学び始めている分野があるなら、仕上げの形として資格も選択肢に入れてみてください。

つまずくのは、合格までの時間が仕事に間に合わないときです

候補に挙げても、取れなかった資格があります。理由は、仕事が忙しく、合格に必要な時間を確保できなかったことです。時間をかけていては、仕事で必要な場面に間に合いませんでした。

応募や配置の要件として取る資格がすでに決まっている場合は、この選び方には当てはまりません。

取りたい資格が決まったら、合格までに必要な時間を、いつまでに確保できるかを見ておいてください。

おさらい

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過去形の述語 → notes 行番号:

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