独学の費用は、1回あたり1万円から10万円まで
独学の費用は1万円ぐらいから10万円ぐらいまで幅があります。何が入ると金額が変わるのか、1回あたりの目安を説明します。
独学の費用は、1回あたりで見ると1万円から10万円まで変わります
独学の費用は、教材費が中心だと言われています。厚生労働省の調査でも、自己啓発にお金を払わなかった人の割合がもっとも大きく、42.7%でした。 (厚生労働省「令和5年度能力開発基本調査」個人調査(令和4年度が1年間の対象期間) https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001283336.pdf 取得 2026-09-22) この数値は、令和4年度の1年間に行ったすべての自己啓発の合計です。ここでいう「1回あたり」の目安とは数え方が違うため、そのまま比べることはできません。
ところが、同じ人の学び直しでも、1回あたり1万円ぐらいで収まるときと、10万円ぐらいに近づくときがあります。変わるのは金額の大小ではなく、払い先が本代だけで済むか、そこに講座や受験料が加わるかの違いです。
実際に、プロジェクトごとに異なる分野を学び直してきました。1回の学び直しにかかった費用は、1万円ぐらいから、多いときで10万円ぐらいです。ただし、これは私1人の記録であり、全員に当てはまる分布ではない点に留意してください。通学のスクールに通う前提の方には、この幅は当てはまりません。
新しい分野を学ぶときの手順そのものは、先読みで学ぶ、新しい分野の知識の仕込み方にまとめています。ここからは、費用がどのように変わるかを一緒に整理していきましょう。
1万円で収まるのは、本代だけで足りたときです
1万円ぐらいで収まるときの中心は、本代です。私の場合は、入門書で全体像をつかむところから始め、冊数はだいたい2〜3冊でした。書籍のほかには、その分野に詳しい人に聞くことで、前提を補っています。
読む本が2〜3冊で収まれば、払うのは書籍の代金だけです。まずは、手元にある本から読み始めてください。
10万円に近づくのは、講座と受験料が入るときです
10万円ぐらいに近づくのは、本代のほかに費用が加わるときです。かならずかかる費用と、買う分だけ増える費用に分けて考える見方もあります。
私は、オンラインの通信講座を受講したことがあります。資格試験の受験料も、このときにかかる費用でした。通信講座や受験料が入ると、本代だけのときより桁が大きくなります。
受験料が要る学び直しかどうかを、先に確かめておいてください。
つまずくのは、自己負担だけで総額を考えたときです
自己負担だけで総額を考えると、実態とずれることがあります。厚生労働省の調査では、自己啓発を行った人のうち費用の補助を受けた人は44.4%でした。補助を受けた人にかぎると、その出どころが勤務先の会社だった割合は91.5%です。 (厚生労働省「令和5年度能力開発基本調査」個人調査 https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001283336.pdf 取得 2026-09-22) 私の場合は、会社の費用補助を使ったことがあります。補助を使えるかどうかは勤務先の制度によって変わるので、まずは自分の勤め先で確かめてください。
独学・通信講座・予備校の費用を比べて、いちばん合う選び方を探すとよいと言われます。比べ方は人それぞれです。
私の場合は、費用を比べて学び方を決めたわけではありませんでした。学び方を先に決めた結果、この金額の範囲に収まりました。
この金額は1回の学び直しあたりの目安です。担当する仕事が変わるたびに、繰り返しかかると考えてください。
おさらい
- 独学の費用は1回の学び直しあたり、1万円ぐらいから、多いときで10万円ぐらいです
- 1万円ぐらいで収まるときの中心は本代で、冊数はだいたい2〜3冊です
- 10万円ぐらいに近づくのは、通信講座や資格試験の受験料が入るときです
- 会社の費用補助が使える場合があります。まずは勤務先の制度を確かめてください