働きながら学ぶ人のキャリアノート

転職エージェント初回面談で、伝える順番を変える

転職エージェントの初回面談で何をどこまで話せばいいか迷う方へ、伝える順番と自分から聞く2つの問いを示します。

最初の面談は、求人を受け取るだけの場ではありません

転職エージェントとの面談の日程は決まったものの、当日何をどこまで話せばいいのか、迷っていませんか。何を聞かれるのか、身構えてしまうこともあります。

転職エージェントとの面談は、転職の理由やこれから何をしたいかを話し、希望条件に優先順位をつけて伝える場だと言われています。転職エージェントを使っている人のうち、利用理由として最も多かったのは「希望に合った求人を紹介してもらえる」で71.4%でした。

「悩みを丁寧に聞いてもらえる」を理由に挙げた人は16.4%です。 (厚生労働省「職業紹介事業に関するアンケート調査 結果の概要」2013年度実施 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000080353.pdf 取得 2026-09-22)

同じ業種のIT分野で、これまでに1回だけ転職した経験から言うと、最初の面談で先に効くのは、条件の順位ではありません。何のために転職するのかを自分の言葉で言えるかどうかだと私は考えます。

面談は、聞かれる場であると同時に、こちらから聞き、相手を見る場でもあります。

この記事が向くのは、同じ業種での転職を考えていて、最初の面談で何を話せばいいか決めきれていない方です。

強みは、面談の前に自分の言葉にしてから、対話で確かめるのが基本です。同業種への転職でも自己分析は省けないに、その進め方を書きました。

条件の順位より先に、何のために動くかを伝えます

条件の優先順位を伝えるより先に、何のために転職するのか、何を大事にしたいのかを自分の言葉にしておきます。

私の場合は、現職への不満を並べるよりも、次に何を求めるかを中心に話しました。年収や勤務地の条件は、その後に伝えました。

面談の前には、職務経歴書に近い経歴のメモを用意して、当日渡していました。

何のために動くのかを、面談の前に一文にしてみてください。

聞かれるだけで終わらせず、こちらからも聞きます

面談は、聞かれたことに答えるだけの場だと思われがちです。

私の場合は、自分から2つの質問を投げていました。「同じような経歴の人は、どんな転職をしているか」、そして「自分の経歴は、採用する側からどう見えるか」です。

聞かれたことに答えるだけで終わらせず、気になることを一つ、自分から聞いてみてください。

相手を見るのも面談です。つまずくのは時期の見立てです

面談は、話す場であると同時に、相手を見る場でもあります。求人をすぐに出してくる相手か、先にこちらの話を聞く相手かは、最初の面談で見えてきます。

私の場合は、最初に2社と会いました。求人の紹介に入る前に、こちらの話を聞く時間があったかどうかを、そこで見ていました。

合わないと感じた相手は、その後使いませんでした。

もう一つつまずいたのは、時期の見立てです。私は、半年から1年後を考えていて、数か月で動くつもりはありませんでした。

それでも選考は思っていたより速く進み、現職との調整が難しくなりました。

転職エージェントを使わない転職の方法もあります。令和2年の調査では、現在の勤め先に就職するために行った方法として、民間の職業紹介機関を挙げた人は14.8%でした。 (厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-r02-gaikyo.pdf 取得 2026-09-22)

最初の面談を、相手を見る場としても使ってみてください。

おさらい

すべてを一度に整えなくても構いません。まず、何のために動くのかを、自分の言葉で書き出してみましょう。